ミニマリストの好き勝手。

ミニマリストっぽい人のブログ。4LDKに1人で暮らす、精神科通いのゆる〜いセミプロのブロガー、セミプロガーのイカキム!

I am Minimalist。

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今回は負けを認める。全然足りない。かなり無理。

応援における「フレー!フレー!」。実は敵チームに”白旗を”フレー!フレー!と言っているに違いない!

イカキムですコンニチハ!

ミニマリストを辞めたミニマリストブロガーです!

 

 

運動会と言えば私が義務教育の時分、それは10月くらいに催されておりました。

神無月は涼しい季節と思いがちですが、実際は暑くていかんな。

当日は炎天下にずっと座ってなければいけませんし、授業中にあたりますから水も飲めませんでした(いま考えればどうかしている。行進の練習とか競技の練習とか、何度も何度も重ねますのでトニカク私は苦痛で仕方がなかったのを覚えています。

それが何故だか高校生では陸上競技で汗を流し、現在はまさにマラソンを走ろうとしているのですから不思議なものです。

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昨今は5月に運動会が行われるそうで、なんでも徒競走に順位はつけないのだとか。

それが本当かどうかを私は子供が居ないので存じませんが、勝負をしているのなら順位はつけた方が良いと個人的には思います。

もちろん、足が速い遅いで人間の価値が決定するわけではありません。しかし走りにおいては、早く走った方が偉いのです。

そう。ウサインボルトは絶対に偉い。


驚愕!!9秒58!!ボルト世界記録!ベルリン世界陸上

 

運動会で頑張って1番で走ったのに、順位をもらえないのも可哀想な気がします。

それは違うと言うのなら、教育者は運動会なぞ取りやめるべきです。 

 

また日本は資本主義社会、競い合いの世界です。お金持ちかどうかで人間の価値は決まりませんが、ビジネスにおいてはお金を稼いでる人の方が偉いのです。

そう。ビル・ゲイツは偉い(総資産9兆円。世界2位に転落したけど。

AmazonのCEOより、ビル・ゲイツの方が有名ですしお寿司。

保有資産1032億ドルのビル・ゲイツ。2019。

保有資産1032億ドル。2019。

 

 

日本と言っておきながら、世界の話を持ち出しておりましたハイ。じゃないが。

競うのは、話を戻してマラソンです。

私イカキムは、2020年の第8回高知龍馬マラソンに挑戦しようと考えております。

 

そのためにトレーニングとして毎日走っておりますが人間とは不思議なもので、走るのが当たり前になると走らない日はなんだかココロがワキワキするのです。私はコレを「走らないとなんだかココロがワキワキ病」と名付けました。

 

もちろん、身体を休めるコトも大切ですので中一日、しかしあいにくその日は台風だったのです。

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台風でしたが午後からは雨も止み、風は強いままですが暴風域は抜けたようで、そろそろ大丈夫かなと思った私は有ろうコトか、阿呆コトか自宅を走り出たのです。

例えば途中、雨が降ってきてもどうせ汗でびっしょりだし、濡てしまえばかえって涼しいだろうと私はタカをくくっておりました。腹もくくっておりました。

 

 

そのようにして私は、思い違いをしたのです。

台風の日の経験は何度もあるし、学生時代に陸上の経験もありますが、台風の日に走った経験はありません。

 

しかし思い違いをしたソレもまた、経験であるのです。

  

2019年の台風10号。

 

 

道のりは往路5.5キロ、復路5.5キロの総距離11キロメートル。要するに、いっちきちもんちきち(行ってきて帰ってくるコースです。

 

壊れてはいけませんのでスマホは自宅に置いていくようにし、しかし水分補給のため右手に200円、左手に200円を握りしめ、そして私は走り出しました。

右手からメラゾーマ。左手からベギラゴン。

 

 

今回の走りはペースを一定に保つという目標で始め、快調な滑り出しで身体も軽く感じます。

 

そう思っていた矢先、橋が見えてまいりました。出発点からは近く、わりと大きな川に掛かっている橋で遮るものはもちろん何もなく、モロに風が吹きつけます。

なるほど風で脚が進みません。前からだけでなく、後ろからも横からも無尽に私の身体を押しのけようとし、ともすれば転げそうになるのです。

私はすぐに「ペースを一定に保つ」を諦めました。しかたがないのです。

 

私は目的を「フォームを確認しながら走る」コトに切り替えました。速く長く、楽に走る為にフォームは大変重要です。

しかしながら正しいフォームで走ろうとはしても、身体が風をうけ流そうと無意識に半身を引いてしまいがちになり、そうでなければボクシングのように脇を締めて背中を丸め猫背になろうとしてしまいます。


帆船はなぜ風上へ行けるか?レゴで船と風を再現【むにむに】

 

私はすぐに「フォームを確認する」コトを諦めました。しかたがないのです。

 

私は目的を「自由に走る」に切り替えました。

しかし、それも諦めるコトになります。

 

 

しばらく走っていたら、ネットカフェ店の3×4メートルくらいの大きな看板が真ん中から折れ、隣の病院の駐車場に崩れておりました。

新聞かテレビの記者らしき人がその写真を撮っていて、私に気付けば話しかけたそうな様子でコチラを見、「すみません…?」と声をかけて来たのです。多分インタビューをしたいのでしょうが、しかし私はトレーニング中なのです。わざわざ台風の日に走るくらいのガチで阿呆な。

恋の情熱は止められないのと同じように車もバイクも自転車も、人だって走り出せば急には止まれないのです。

ごめんなさいと左手でお断りのポーズをとってから、私はそのまま走り去りました。私の他にもチラホラ人は見えるので、私でなくても良かろうでしょう。

 

しかし、看板による人的被害がないようで良かったと思います。恐ろしい光景を目にしました。雨だけでなくあんなものまで降って来たら、ひとたまりもないでしょう。

 

 

ゾッとするような想像をしながら私はまたしばらく走っていると、パラパラと雨が降ってまいりました。

その霧雨、始めは大変に涼しくて心地良かったのでが、途中から大粒となって風が混じり、とにかくパチパチと顔に当たって痛いのです。目も開けていられません。

ましてや、私は視力矯正の為のコンタクトレンズを入れているので、目に雨が入ってコンタクトレンズがずずれますずれますすずれまするのです。そして何も、ずれるのはコンタクトレンズだけではありませんでした。

 

しだいに雨風は、どんどんその強さを増していきます。

着ているシャツは水を吸って重くなり、3キロ位は背負っているような感覚です。

私は普段走る際、帰宅途中なのでジーンズを履いているのですが今回は自宅からの出発。ジーンズよりも走りやすい、寝間着用に使っているスポーティな短パンを身に付けていましたが、反って部が悪くなりました。水を吸った短パンが、ずり落ちてくるのです。

通常は腰にあたる部分に紐が付いているワケですが、そんなモノは日常使用に伴ってとっくの昔に取れてちゃってますし、そうとなれば頼れるものはゴムの縮もうとする力のみ。

案ずるよりも早くにゴムの縮む力は水の重みに負け、私はしきりに短パンを引っ張り上げるのです。とても走ってられません。 

 

 

私は自身が、なんだか不憫に思われてまいりました。

このような天変地異を思わせる天候でも、少なからず人や車は通るものです。

すれ違う人や車に向かって、私はいかにも「こんなの余裕ですよー毎日走ってるんですよー楽ちんですよー」みたいな平然とした、若干の笑みにも見える表情を作るのですが、状況が状況なだけにどう繕っても不憫に見えそうですし、不審者にも見えかねません。むしろ台風のなか短パンを持ち上げてずぶ濡れになりながら笑みを浮かべ走る男なんて、不審者であって然るべきなのです。

後になってよくよく思い起こせば考え至るのですが、想定外の状況に私は冷静さを失っておりました。交番の前を通る時はせめて職質を受けぬよう、とびきりの笑顔で走り去ったのですが建物の中には誰もおらず、自身は風に煽られ加速できないのに羞恥心と虚しさだけが加速するという精神的困難に見舞われました。

 

 

さすがに途中で、どうしてこんな台風の日に走っているんだろうと我に返ります。

私は足を止め、建物の下で雨宿りを始めました。宿ったトコロで走ろうとする気持ちはもうすでに宿らないのですが、4枚有るうちの100円玉を幾つかの銅貨に変え水分を摂ります。思いの外、飲料はすぅっと喉を通ってゆき、身に付けた衣類が雨水だけに濡れているのではないコトに気付かされました。

そうして体内の水分は補給されましたが性も根も尽き、私は諦め、その場にへたり込んだのです。 

 

 

私が、大学一回生の時。

私は情報工学を専攻しており、情報工学とはいわゆるコンピュータの学問です。

私は「論理回路理論」という演算装置の基礎とも言える講義を履修しておりました。その講義は出席点が20、2回の試験で40・40の計100点、60点以上で合格できます。

そして私は最初の試験で、なんと”2”という点数を叩きだしました。

なにも講義を聞いていなかったわけではありませんし、試験勉強をしていなかったわけでもありません。毎回キチンと講義に出て、テストに向け勉強し、それで2点なのです。

こうなると、私の持ち点は出席の20と最初の試験の2を足して22。60を突破するには、次の試験で40点満点中38点を取らなくてはいけません。

最初の試験でつまづいているわけですから、それ以上に派生し応用するのを踏まえて勉強し続けなければいけません。

全然足りない。かなり無理。

 

私は、「論理回路理論」の単位を諦めたのです。

 

 

台風の日に走るなんて阿呆のするコトだ。今日はもう止めよう。練習量が足りてなくても、また明日走ればいい。 

ちょっと足りない。ちょうどいい。なんて言葉を私は提唱しておりますが、その日ばかりは考えを改めました。

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私はペットボトルの中身を飲み干し、止まない雨の中を心までもは病まないように努めながら歩き始めました。 

雨の降る中、白旗を振ったのです。

 

 

辛いなら、走るのを止めてもいいのです。本当に走りたいのなら、明日また走れば良いのです。

1度は立ち止まっても、また走り出せば良いのです。

例えその時に走れないのなら、歩けば良いのです。

 

人生において、仕事において、ブログにおいても、"継続は力なり"ナドと言われます。

それは確かにそのとおりなのですがしかし。台風の日は、休んでもよくありませんか?休む勇気を、持って良いと思います。

 

明日があるさ足がある。若くはないけど夢はある。


明日があるさ/坂本九(Cover)

 

 

「論理回路理論」は必修だったので、4回生で私はもう一度その講義を履修しました。点数はギリギリの62点で何とか合格し私は無事に、大学を卒業したのです。

 

いまは諦めても、また挑戦すればいい。

 

 

イカキムでした!