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映画『テケテケ2(2009年)』感想|怖くない?都市伝説系ホラーの続編を語る

映画『テケテケ2』レビュー評価|都市伝説ホラーの続編はどうだった?

みんなが知ってる都市伝説系怪談ホラー『テケテケ』の第二作目。

都市伝説系ホラー映画として知られる『テケテケ』の続編、映画『テケテケ2』をレビュー。

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映画『テケテケ』と『テケテケ2』は公開年が同じ2009年。同時公開でもしたんだろうか。それとも同時進行で制作してたんだろうか。物語とは関係のない方向に、謎は深まるばかりだ。

とか思って調べてみたら『テケテケ2』は、映画『テケテケ』と2009年3月17日に同日上映された二部作の2つ目であった。だから映画の予告編は1・2が一緒だったのだ。合点がいった。

続編があるのなら、『テケテケ』の第1作目を観た者としては2も視聴しなくてはならない。なにしろ二部作品なのだ。視聴して然るべきである。

映画『テケテケ2』の内容と第一作との違い

都市伝説系ホラー映画『テケテケ』の第一作目は、テケテケに遭遇してしまった登場人物たちが、どうにかして逃げ延びようと奮闘するストーリーだった。

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しかし続編となる映画『テケテケ2』は、同じテケテケという題材を扱いながらも、趣がやや異なる。ミステリーチックな要素も含まれており、視聴中に思わず考察したくなるような展開も見られた。

「なかなかどうして子ども向けなのに」そう思っていたら子ども向け怪談映画ではなかった。一部に子どもには見せにくい描写も含まれており、あくまで、大人向けに作られていたのだ。

本格的なホラーとして楽しむには少しばかり物足りない部分もあるが、しかし「テケテケ」という有名な都市伝説を素材に、やや変化球の演出を試みた点は、挑戦的作品だったと言えるだろう。

 

映画『テケテケ2』Amazonプライムでのレビューは?|視聴に至るキッカケ

映画『テケテケ2』のAmazonプライムビデオでのレビュー評価は、★3.2(2025年8月時点)。

都市伝説を題材にしたホラー映画としては、可もなく不可もなく──まさにそんな印象だ。前作『テケテケ』も同程度の評価で、いわゆる“ゆるホラー”というカテゴリに収まる作品だった。私は”あまねくゆるホラー世界へ”同じ轍を踏むことになるのではと、あまり期待はしていなかった。いや、むしろ別の意味で期待していたと言うべきか。

2000年代も四半世紀が過ぎたるのに、昭和の時代ならともかく「テケテケ」のような都市伝説を材料にするのは、少しばかり辛く感じられる。じゃあなんで視聴したんだよと問われるかもしれないが、別の意味での怖いもの見たさである。ちょっと見てみたいじゃないか。どうみても勝負がついている中で、どうやって『テケテケ2』は対峙しているのか。奮闘しているのか。私は再びあの「テケテケ」いう音を聞きにいったのだった。

いざゆかん、都市伝説ホラーの世界へ──!

 

“ゆるホラー”の魅力とミステリー要素。そして、怖いの?

『テケテケ2』の舞台は、前作『テケテケ』と同じ町。見覚えのある歩道橋や踏切がそのまんま登場する。もちろん、これは続編──いや、正確には“完全な続き物”なのだから当然のことだ。

女子高生と都市伝説の交錯

冒頭から早速に一刀両断まみえるのだが、とある女子高校ではその出来事が「テケテケの仕業ではないか」と話題に。高校生がテケテケの話で盛り上がらないだろ…。やはり、ゆるホラー的展開を見せるのかなぁと思っていた刹那、物語は一変する。

幾たびとテケテケが出現し、その技を以って十二分にホラーらしい暴れっぷりを発揮するのだが、必ずといっていいほどその場に登場するのが女子高生・中島玲子(仲村みう)。テケテケ在るところに、中島玲子在りなのだ。

これは一体どういうことだろう?テケテケと彼女は何か関係があるのか? そう思わせる演出は、なかなかに考察のし甲斐があって楽しんで観られた。評価できるポイントである。

ゆるホラーとミステリーの境界

全体としては、“ゆるホラー”らしい雰囲気がベースにあるが、その中にもミステリー要素が織り込まれており、最後まで退屈せずに観ることができた。

ただ、やはり“ゆるホラー”らしい場面も健在だ。例えば、テケテケに襲われたであろう女子高生を見つけた友人たちの反応──驚き桃の木山椒の木、悲鳴をあげて逃げ出す者もいれば、犯人を探しに行く者もいる。逃げ惑うのも探そうとするのも良いのだが、まずは警察か救急車を呼ぼうよとは思う。しかし、そんなことは考えてはいけない。無粋である。ヒーローが変身中に攻撃されないのを疑問に思う位に無粋な考えである。

ゆるホラーがゆるホラーたる所以は、そういう所に存在するのだ。言及してはいけない。そういう“ゆるさ”も含めて楽しむのが、このジャンルの醍醐味である。

『テケテケ2』は怖い?怖くない?

本作『テケテケ2』について調べるためにネットの海をしばらくわたり歩いていたら、ヤフー知恵袋でこのような質問があった。

「”テケテケ”という映画を見たいのですが怖いですか…?」

本作『テケテケ2』は1も含めて、恐怖の度合いは控えめで、ホラー初心者でも安心して楽しめるだろう内容。今回も1と同様にテケテケのご尊顔(?)が拝見できるが、やはりこういうのは見えるか見えないか位の瀬戸際が恐怖を計らうのであって、テケテケの姿がしっかりと映し出される演出は、視覚的インパクトよりも物語の雰囲気を楽しむ方向に重きを置いた作りになっていた。過度な驚かせ演出は抑えられており、ホラーが苦手な人でも安心して観られるだろう。

“都市伝説ホラーのB級感”を楽しみたい人には、ぴったりの作品である。

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こういう人にオススメ!|映画『テケテケ2』レビューまとめ

前作『テケテケ』に続く形で描かれる都市伝説系ホラー映画『テケテケ2』は、“怖い”というよりも“ユルさとミステリーが同居する作品”だった。決して本格派ホラーではないが、だからこそ気軽に観られる良さがある。

  • 都市伝説や学校の怪談系ホラーが好きな人
  • 昭和・平成のB級ホラーに懐かしさを感じる人
  • 「ゆるホラー」というジャンルに寛容で、楽しみながら観たい人

テケテケという昭和の香りが残る題材を、2009年当時の空気でどう料理したのか。時代錯誤さも含めて楽しめる一本であり、「怖いもの見たさ」や「B級ホラー愛」がくすぐられる瞬間もある。

期待値さえ間違えなければ、それなりに楽しめる──そんな“肩の力を抜いて観る都市伝説系ホラー映画”である。

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映画『テケテケ2(2009年)』の作品情報まとめ(監督・キャスト・配信情報など)

  • 監督:白石晃士
  • 出演:岩田さゆり、仲村みう
  • 公開年:2009年
  • ジャンル:ホラー

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