スッキリしない映画とは?モヤモヤが残る作品の魅力
この世には、数えきれないほどの映画があります。
期待の新作、ずっと気になっていた作品、人からすすめられた一本。 観たい映画は増え続け、ウォッチリストはなかなか減りません。むしろ増える一方なのです。
映画の魅力は、観終わった後に生まれるその感情にこそ私はあると考えます。
涙で終わる作品もあれば、強いカタルシスで満たされる作品もあり、 スッキリ爽快な作品もあれば、逆にどう解釈しても気持ちが整理できない 「スッキリしない映画」も存在するのです。
例えば、韓国映画の『なまず』をご存じでしょうか? この作品は、観終わっても何が何だか本当に解らない。 それでも評価は高く、多くの賞を受賞しています。
理解できないのに気になってしまう—— そんなモヤモヤが残り続ける映画であるのです。
今回は、これまでレビューしてきた映画146本の中から、
そんな「スッキリしない映画」「モヤモヤする映画」を9本選びました。
ランキングではなく、モヤモヤの種類ごとに紹介していきます。

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選出基準|「スッキリしない映画」を選んだ理由
その映画が面白いか面白くないかは二の次なのです。
最終的には観た人が判断すればよろしい。よろしいのです。
そんなふうに、観終わったあとも頭の中に残り続ける――
いわゆる
「スッキリしない映画」「モヤモヤする映画」
を選出しました。
その映画を視聴して、結果として面白いと感じるかもしれないし、受け入れられないかもしれない。 それも含めて映画であり、観る側の体験であるのです。
それでは早速、やっていきましょう。
モヤモヤが残る「スッキリしない映画9本」
① 救いがない映画
どこにも出口がないまま、物語だけが終わる
∴ ナイトフラワー
∴ システム・クラッシャー
② 人間関係が整理できない映画
気持ちも距離も噛み合わないまま、関係だけが続いていく。
∴ チャチャ
∴ 愛なのに
③ 真相がはっきりしない映画
結局何が本当だったのか、最後まで答えをくれない。
∴ 君の顔では泣けない
∴ 爆弾
∴ なまず
④ 余韻だけが残る映画
説明はない。ただ、感情だけが静かに残り続ける。
∴ her/世界でひとつの彼女
∴ さようなら、夏
あとは、あなた次第
スッキリしない映画にも、いくつかの種類があります。
救いがない映画もあれば、人間関係が整理できない映画、真相がはっきりしない映画もあります。
どれも共通しているのは、観終わったあとに「答え」がはっきりしないという点です。
いわゆる「スッキリしない映画」や「モヤモヤする映画」は、観ている最中よりも、観終わったあとにじわじわと効いてきます。
何が正しかったのか、どう受け取るべきだったのかを考え続けてしまうからです。
観終わった瞬間に満足できる映画とは違い、時間が経ってからふと思い出してしまいます。
そんな引っかかりこそが、映画の魅力の一つなのかもしれません。
もし気になる作品があれば、ぜひ実際に観て、このモヤモヤを体験してみてください。
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