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『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(完全版)』感想|猫と少女が紡ぐ、静かで優しい短編アニメ

🐈少女の成長と寄り添う猫の優しい物語

原作・新海誠のオリジナル短編アニメ|短編アニメ『彼女と彼女の猫 - Everything Flows -(完全版)』レビュー評価

かの新海誠・原作『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』8分のオリジナル短編アニメに+0エピソードを加え一本に編集。ひとつの物語として再構成している。

.新海誠の代表作はコチラ.

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少女の孤独と成長を、そっと見守る一匹の猫。 儚さと温もりが同居する、しんみりと切ない、静かな猫の物語。

ある夏の一番暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である“僕”の暮らしが始まった。彼女は、通っている短大の卒業を控え、就職活動に追われる毎日を送っている。いつも頑張っている彼女にとって、“僕”と過ごす時間は、互いにひと時の安らぎを感じられる、とても大切なものだった。そんな大好きな彼女のことを、“僕”はいつまでも見守っていたいと思っていた。オリジナル版第1話~第4話に、ロングバージョンのオープニングと新規カットを加えて一本化した特別編集版。

引用:Amazon.co.jp: 彼女と彼女の猫 - Everything Flows -(完全版)|Prime Video

映像美と語りが織りなす、静かで素敵な詩的な世界

本作『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』は、アダージョなゆったりのんびりとしたストーリー進行の短編アニメ。

作画は美しく、色彩も鮮やか。全体として哀愁を帯びた静かな空気感が漂っている。

作中で猫が言葉を発することはないが、心の内を語るモノローグはややポエミー。見る者の心に静かにしみ込んでくる。

猫かわゆす(重要)。

語らない猫が主人公のアニメ映画もレビューしているので、そちらもドウゾ↓

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猫のダルと少女・美憂の、穏やかでかけがえのない時間

就職活動に励む娘・**美憂(CV:花澤香菜)**と、**ダル(CV:浅沼晋太郎)**と名付けられた猫の物語。

「ダル」と聞くと、『シュタインズ・ゲート』のキャラクターやメジャーリーガーの大投手が心に去来する人もいるかもしれないが、私にとっては実家で飼っていた猫を連想させる。ふてぶてしい表情と、もっさりとした毛並みが、本作に登場するダルとどこか重なる。彼女は、もうずいぶん前に逝ってしまったけれど。

ダルは、自らが美憂に拾われた日々を回想しながら、美憂との時間の中で育まれた絆や成長を静かに見つめる。家族との関係や就職活動に葛藤する美憂に、そっと寄り添い続けるのだ。

じんわりと心に広がる、温かな短編アニメである。

 

やっぱりココは花澤香菜。完璧なキャスティング

なぜだか「こういうアニメは花澤香菜」と相場が決まっているのだ。 私の中では。

学童期、高校生、就活生と、同一人物を異なる年齢で演じ分けており、声色の使い分けが巧みである。空気感にも自然に溶け込んでいる。 早見沙織も合いそうではあるが、こうした作品には、やはり花澤香菜がしっくりくるのではないか。

花澤香菜、此処に在り。

ちなみに、原作者である新海誠も声優として登場している。

.新海誠原作映画レビューはコチラ ▼ .

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この作品が響くのは、こんな人

  • 静かな余韻を好む人
  • 新海誠作品の空気感や映像美に惹かれる人
  • 花澤香菜の繊細な演技を楽しみたい人
  • 忙しい日々のなかで、ほんのひととき心を落ち着けたい人
  • 「別れ」や「成長」といったテーマに静かに触れたい人

美優とダル、ふたりの時間は過ぎ去っても、そこにあった感情は確かに残る。 本作は、その記憶をすくい上げる物語であり、新たな出会いの場でもあるのだ。

🎬 『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(完全版)』はAmazonプライムで配信中

 

『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(完全版)2017年』作品情報まとめ(監督・キャスト・配信情報など)

  • 監督:坂本一也
  • 出演:花澤香菜、浅沼晋太郎、矢作紗友里、平松晶子、新海誠
  • 公開年:2017年
  • ジャンル:アニメ、キッズ、ドラマ

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